できました

曲名(原題)	作詞／訳詞	作曲
こんにちわ	福島康之	福島康之
ぷいっと一服	福島康之	福島康之
風呂屋	福島康之	福島康之
恋人よ我に帰れ Lover, Come Back To Me	福島康之	S.Romeberg
浮気はやめた Ain't Misbebavin'	福島康之	T.'Fats' Waller
南の娘	福島康之	南一夫
笑いのツボ Laugh In Rhythm	福島康之	b.'Slim' Gaillard
モンパパ C'est Pour Mon Papa	白井鐵造	CH.Oberfield C.Potheier R.Pijol(詞/曲)
別にわざわざお前に会いに来たんじゃないぜ	福島康之	福島康之
ボウルでゼリー	福島康之	福島康之
歌は終わりぬ The Song Is Ended But The Melody Lingers On	福島康之 I.Berlin	I.Berlin
Georgia Cabin	――	S.Bechet Karoley
二丁目の垣根の曲がり角	福島康之	杉原穂高福島康之
all songs arranged by BAN BAN BAZAR.

　セカンドである「できました」はスタジオ録音みたいですが……いったい何人で録ってるんだ(^^;)とゆーほど、ゲスト満載のにぎやかなアルバムでした。でもやっぱ、大勢でわーわー騒ぎながら「演ってる」って感じは、ファーストの「リサイクル」の雰囲気そのまんまです。
　このアルバムでもカバー＆オリジナル入り乱れてのナンバーが続くんですが、あまりに音がBAN BAN BAZARに馴染みすぎてて、カバーなんだか福島康之のオリジナルなんだか聞き分けがつかなったりするほどです。「自分たちの音」って、こーいうのを言うんでしょーかねー。
　「リサイクル」の「月光価千金」に続き、エノケン版が存在する「モンパパ」。エノケン版は比較的入手はたやすい（そうか？）気がするんで、もし入手可能だったら（もしくはすでに持ってる人）聞き比べてみて下さいませ。
　さて。「できました」で僕のいちば――――――――んオススメの曲は、「別にわざわざお前に会いに来たんじゃないぜ」です。最後の一言は効きます。ダメージばっちりです(笑)。

Guest Musicians
KYON	piano
日暮士歳朗／Toshiro Higurashi	Dobro Guitar
エージ＆テツ／Eiji & Tetsu	Laughing voice
安藤栄治／Age Ando	Alto Sax
MOONEY	guitar Finger Snapping Foot Slapping Whistle Voice
吾妻光良／Mitsuyoshi Azuma	ひと声
Recording Staff
Producer	橋詰'MOONEY'宣明 Noriaki 'MOONEY' Hashizume
Executive Producer	増本裕晶(GOK SOUND)
Recording Engineer	近藤祥昭(GOK SOUND)
	秋本孝夫(GOK SOUND)
Mixing Engineer	近藤祥昭(GOK SOUND)
Mastering Engineer	高瀬裕美(コジマ録音)
Art Director & Design	南一夫／Kazuo Minami
Cooking & Photographer (Front cover)	南一夫／Kazuo Minami
Photographer (Back cover & Inner)	有馬朝野／Asano Arima
Promotion	杉本奈津美(日本晴Records)
Special Thanks	ヴィヴィッドサウンド
	グリグリオフィス
	グラスホッパー
	Flex
	花野誉子
	吾妻光良
	高木克(Shandy Dolls)
	くらさん(シューブリック)
	鶴の湯
Recorded at	GOK SOUND STUDIO, TOKYO. Sep 1995
Mastered at	コジマ録音, TOKYO. Oct 1995

1995 Manufactured & Distributed By NIHONBARE Records.
日本晴Records JCUR-010 \3000

　新宿帝都無線３階の自主盤倶楽部でできましたを買ったとき、オマケとしてついてきたテープ。メンバー構成もリサイクル以前のもので、安藤健二郎や花野誉子がいないみたいです。このアルバムでは、ベースの南一夫はウッドベースでなくタライに糸を張ったモノ（いわゆるジャグバンドのヒモバケツというヤツですね）を使っています。また、小川敬典(Trumpet)、松本純一郎(Trombone)、長野次郎(Tener Sax)からなる、３管ホーンセクションもあったみたいです。

side A	風呂屋
side B	雨の中でさようなら